国の文化審議会は20日、薬師寺東塔(奈良市)の水煙や組物など古材1件と、唐招提寺金堂や講堂など(同市)の古材5件を、国宝に追加指定するよう文部科学大臣に答申した。このほか、県内では吉野神宮(吉野町)と十二社神社(大和高田市)の2件の国重要文化財指定も答申された。県内の国宝・重文(建造物)は266件、430棟(うち国宝64件、71棟)になる。