小学生の息子の勉強を見ていて、少々回り…
小学生の息子の勉強を見ていて、少々回りくどいと感じるほど丁寧に学習が進められているのに今さらながら気付いた。とにかく自分の頭で考えることが論理的思考を育て、知識を獲得する方法であることも。
今月、沖縄は本土復帰から50年の節目を迎えた。これに合わせた沖縄の歴史、文化に関する多彩な特集記事、番組に触れた。
新たな事実を知ったり、既知の事柄への認識を深めたり。従来の知識がいかに表層的、断片的だったかを痛感する機会ともなった。
関西は移住者や関連の飲食店なども多く、沖縄は案外身近な存在だ。県内で開催中の「ムジークフェストなら」でも、以前から沖縄音楽のプログラムがある。
勉強に限らず気になるもの、対象物により近づくには自ら進んで思いを巡らす必要がある。個人的に沖縄とは何かと親しんできたつもりだったが、今回なお距離があるのが分かった。
夏の参院選では、ウクライナ情勢もあり日本の防衛関連事項も争点となりそうな気配。沖縄の状況にも再び目が向けられるだろうが、結論は出ずとも考える姿勢は整えておくつもりだ。(智)