政治
控える夏の参院選 堀井氏の手腕注目 党の体制構築いかに
奈良市長・市議選に向け試される指導力
空席となっていた自民党県連会長に、堀井巌参院議員(59)=2期目=が就任した。奈良県選出の同党国会議員5人が話し合い、会長代行職にあった堀井氏がそのまま昇格した形だ。幹事長をはじめ他の役員人事は当面現状のままという。堀井氏は今夏に自身の参院選を控えるが、県が予算計上したK―POPコンサートへの対応で自民県議団に亀裂が入り、党一丸の体制を構築できるか、堀井氏の手腕が注目される。