パンで巻き寿司そっくり「恵方巻きサンド」 奈良県葛城市のパン店が販売
奈良県葛城市山田のパン店「手づくり工房 カントリーロード」で2月1、2の両日、節分(同2日)に食べる恵方巻き寿司にそっくりなロールサンドイッチ「恵方巻きサンド」を販売する。378円(税込み)。予約は1月30日まで。予約なしで買える店頭販売もある。
「恵方巻きサンド」は2017年頃から販売。吉野産の竹炭とおかゆを混ぜ込んで焼いた真っ黒で艶やかな食パンを海苔(のり)に、白い食パンをご飯にそれぞれ見立て、具材はかつおだしから丁寧に作った甘くないだし巻き卵やツナ、魚肉ソーセージ、キュウリ、レタスを「巻きす」で巻き、見た目は巻き寿司そっくり。本物と間違えて手に取り、パンと知り驚く人も多いという。
具だくさんで食べ応えがありながら、口当たりはしっとり、ふんわりと軽い。子どもや女性でも長さ10センチ、幅7センチを食べ切りやすく、常連客にも定番化。店長の大島久幸さん(45)は「竹炭はデトックス効果もある。恵方巻きを食べて体の中から鬼退治(浄化)して欲しい」と思いを込める。
メロンパンにカスタードを詰めた鬼型パン「鬼さん」(税込み205円)を食べて鬼退治するのも好評。
予約や問い合わせは、同店、電話0745(60)5340。