【読者プレゼントあり】シンプルな靴下が暮らしと、文化を変える‐ヤマヤ株式会社/「糸季」<PR>
いま履きたい、春待ちSocks
オーガニック&ナチュラルにこだわる靴下工場 ヤマヤ株式会社の直営店「糸季(しき)」は、今の時期に特におすすめの靴下を「春待ちSocks」として特集を組み、足元からの春準備を提案する。野村泰嵩・代表取締役社長に人気商品を紹介していただいた。
野村泰嵩代表取締役社長=3月10日、広陵町疋相のヤマヤ株式会社
「糸季」外観=ヤマヤ株式会社提供
「糸季」店舗内の様子=3月11日、奈良市高御門町の糸季
<おすすめソックス①>
Organic Cotton Rubber Free Plain Socks
オーガニックコットンで編み立てたゴムなしソックス。履き口にゴムを入れていないので、締めつけ感がなくやさしい履き心地が特徴。爪先の縫い目はフラットなリンキング仕様(※注1)のため、縫い代の肌あたりが良く型崩れしにくく、伸縮性も備える。
※注1 横編ニット特有の縫製方法で、伸縮性があるニット生地に適した方法。伸び縮みする編地どうしを手作業で縫い合わせる。製品の継ぎ目が目立ちにくく、縫目の厚みを押える事で高品質なニットに仕上がる。
Organic Cotton Rubber Free Plain Socks=同
<おすすめソックス②>
Organic Cotton Ribbed Socks
オーガニックコットンで編み立てた薄手のリブソックス。細番手のオーガニック超長綿を使用しているため、光沢感がある。こちらの靴下も爪先の縫い目はフラットなリンキング仕様。丈が長い靴下はビジネスシーンでも重宝するため、贈り物としても人気がある。
Organic Cotton Ribbed Socks=同
<おすすめソックス③>
鹿の子編みソックス
生地に凹凸があり通気性に優れている鹿の子編みのソックス。 生成は原綿の色、ブラウンはカラードコットン茶綿。グレーは、バリ島の地層の色素で染めた彩土(ハニ)染めオーガニックコットン糸を使用している。とにかく肌に優しく、伸びも良い快適な履き心地を楽しめる。
鹿の子編みソックス=同
春に特におすすめしたい素材、オーガニックコットン
ヤマヤ株式会社/「糸季」の靴下は、天然素材を使用している。リネンや麻、スーピマオーガニックコットンはもちろん、高い保温性を持つヤクの毛糸、肌触りがなめらかなアルパカの毛糸など希少な素材も多い。
しかし「春待ちSocks」では、天然素材の基本中の基本、オーガニックコットンが特におすすめだ。
オーガニックコットンは、製造過程で化学処理を行わない素材のため、肌への刺激が少ない。季節の変わり目は肌が敏感になりがちだが、肌に優しいオーガニックコットンの靴下なら安心して履くことができる。
通気性と保温性にも優れる。繊維が中空になっているため風がよく通り、汗をかいてもすぐに乾く。また、加工がなされていない分、素材本来の弾力があり足を温める効果もある。暖かくなりつつあるとはいえ、まだ肌寒い日もある今の季節にこそ本領を発揮する。
勢い止まらぬヤマヤ株式会社
ヤマヤ株式会社は、広陵町のなかでも特に古い歴史を持つ靴下工場のひとつだ。
祖業は、1820(文政3)年頃に和州廣瀬郡疋相村(現奈良県北葛城郡広陵町疋相)にて、野村弥兵衛という人物が木綿業を営んでいたことに始まる。
大和木綿は一度衰退したが、1910(明治43)年に馬見村疋相(現広陵町疋相)の吉井泰治郎が手回し編機による靴下の製造を開始。これを契機として、広陵町では靴下製造に取り組む者が続出した。野村松太郎氏が1921(大正10)年に靴下製造を始めたことが、今のヤマヤにつながる。
第二次世界大戦期の企業統合を経て1950(昭和25)年に靴下製造を再開したが、1970年代に入ると安価な外国製靴下が徐々に出回るようになる。1975(昭和50)年には一時休業に追い込まれた。
1980(昭和55)年、現代表取締役会長である野村佳照氏が事業を再開する。何か新たな戦略があったというわけではなく、日本のものづくりをこのまま終わらせてはならない、広陵町は再出発しなければならないという使命感のみが頼りだったという。
その後は勢いに乗り、1983(昭和58)年には「山屋株式会社」として法人化(1992年に「ヤマヤ株式会社」に変更)、1993(平成5)年にはいち早くファクトリーブランド「Hoffmann」をスタートする。
東京に事業所を構えたのは2008(平成20)年。そして2013年(平成25)年、ならまちに直営店「糸季」を開く。念願の東京直営店「yahae」の運営が始まったのが、2020(令和2)年のことであった。
野村社長は「スピード感はあるほうだと思う。小規模な会社だからこそ、為すべきことを把握、維持することができている」と話す。
自分たちの靴下を通して、「質の高い暮らし」が文化になれば
現在手掛ける、「ORGANIC GARDEN(関西5社から成るブランド)」「Hoffmann」「yahae kan」「yahae sui」はすべて、環境に配慮しつつ肌にも優しい素材を採用している。
天然素材を扱うには、工夫を要する。素材の特性を理解して糸の設計や編み方を決め、最も適した編機をあてがう。この過程を、野村社長は「シンプルな素材に味付けをする料理」と表現している。
「シンプルであること」「普通であること」が、ヤマヤが考える良い靴下の条件だ。シンプルで上質な天然素材を、奇をてらうことない方法で靴下に編み上げる。この基本に忠実な靴下でどこまで勝負できるか。最新モデルの靴下と逆に差別化を図ることにより、どれだけファンを増やせるか。老舗だからこそできる、長期的挑戦に取り組んでいる。
こうして完成した人にも環境にも優しい靴下を、「大事に使う、お気に入りにしてもらえればうれしい」という野村社長。靴下を通して、ものを大切にすることの素晴らしさを知ってほしいと考えている。
「お気に入りに囲まれれば暮らしが前向きになり、文化が変わる。自分たちが作る靴下を通して、そんな体験をしていただけたら」と野村社長は語った。
プレゼント情報
奈良新聞デジタル プレゼントコーナーにて糸季の商品プレゼント情報を公開中。
※締め切りは3月23日
今回のプレゼントOrganic Cotton Rubber Free Plain Socks =ヤマヤ株式会社提供
ヤマヤ株式会社/糸季
<ヤマヤ株式会社>
〒635-0824 奈良県北葛城郡広陵町疋相97-1
近鉄大和高田駅より奈良交通バス13竹取公園東 行 [疋相南]下車 徒歩約2分
TEL:0745-55-1326
公式サイト:https://yamayasocks.com/
<糸季>
〒630-8336 奈良市高御門町18
近鉄奈良駅より徒歩約15分
※駐車場のご用意はございません。周辺のコインパーキングをご利用下さい。
TEL:0742-77-0722
公式サイト:https://siki-naramachi.com/
最新情報はInstagram(https://www.instagram.com/siki_nara/)をご確認ください。