歴史文化

寺の瓦落ち柱が傾き、蔵や門は崩落 奈良県山添村に江戸末期「伊賀上野地震」の記録

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「伊賀上野地震」の被害状況を記した書状の下書き。5行目と8行目に「大地震」の文字が確認できる(奈良大学提供)

奈良大学と山添村教委の調査で見つかる

 

 奈良大学と奈良県山添村教育委員会が共同で進めている同村の古文書調査で、江戸時代末期の「伊賀上野地震」の被害を記した史料が見つかった。余震が長く続き再建が遅れた状況も記しており、同大は「当事者による生々しい記録で、歴史災害の研究に資する貴重な史料」としている。

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