医師や看護師が語る「がん治療」 2月8日に奈良県総合医療センターで公開講座
奈良市七条西町2丁目の奈良県総合医療センター(1階講堂)で2月8日、同院の医師と看護師による「がん治療」をテーマとした公開講座が開かれる。毎年1回行われており、さらなる患者支援のため、今回からアピアランスケア(がん治療などによって生じる外見の変化に対する患者の心的苦痛軽減)用品の体験会も併せて実施する。
講座では、右田和寛消化器・肝胆膵外科副部長が「がん手術」▷石川一樹放射線治療科副部長が「放射線治療」▷西岡歩美緩和ケア内科医長が「患者さんの苦痛を和らげる治療」▷北村芽衣子がん化学療法看護認定看護師が「アピアランスケア」をテーマに語る。
体験会は同院1階の患者支援センター内で実施され、脱毛対応用品のウィッグ(かつら)や、皮膚・爪の黒ずみを消すメイク用品、着脱式人工乳房などが試せる。
いずれも無料。時間は講座が午後1~3時、体験会が午前11時~午後4時。問い合わせは同院患者支援センター、電話0742(46)6001。アピアランスケアに関しては、がん相談支援センター(電話=同)で体験会後も相談に応じる。