奈良県天川村で積雪最大8センチ、高取町ではトラック立ち往生も
奈良県内は10日、強い冬型の気圧配置の影響で、南部の山沿いや北部の山地で雪が降った。
奈良地方気象台によると、五條市で6センチ、天川村で8センチの積雪を観測した。
奈良市で午前5時48分に最低気温マイナス5・6度を観測。同市の平地でも時折、雪が舞った。
県内では降雪のピークは過ぎ、大雪となる可能性は低くなったが、きょう11日も強い冬型の気圧配置が続く見込み。12日以降は冬型の気圧配置が弱まる予想となっている。
同気象台は、積雪や路面の凍結による交通障害に注意を呼びかけている。
一方、この雪の影響で、10日午前7時ごろ、高取町清水谷の国道169号南行き車線で、路面が凍結してトラック1台が動けなくなり、道路は一時大渋滞となった。けが人はなかった。