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能登半島地震で被災の春日神社、二子神社に春日大社が復興支援金 境内社殿修繕寄進金の半額を寄付

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地震で倒壊した春日神社の社号標=2024年11月撮影(春日大社提供)

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 奈良市春日野町の春日大社(花山院弘匡宮司)は、今月1日から2年間に寄せられた境内社殿修繕寄進金の半額を、昨年元日の能登半島地震で被災した春日神社(石川県珠洲市)と二子神社(同)に復興支援金として寄付すると発表した。

 

 両神社は春日大社が組織する「全国春日連合会」に加盟し、大地震により燈籠(とうろう)、鳥居、社号標、太鼓橋など石造りの建造物のほとんどが倒壊。現在も復旧のめどは立っていない。

 

 春日神社は2016年の同大社本殿式年造替で珠洲市から運んだ高さ16メートルの山車「燈籠山(とろやま)」を引き、奉祝行事に花を添えるなど同大社と深いつながりを持つ。

 

 春日大社は以前から境内社殿修繕費の寄進を一口千円で呼びかけている。今月から寄せられた同寄進金の半額を、2年間両神社に贈呈する。本社の授与所で寄進金を受け付けている。

 

 同大社は「同じ春日の神様をお祭りする被災神社へのご支援も合わせてお願いしたい」としている。問い合わせは同大社、電話0742(22)7788。

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