奈良女子大学で「模擬欧州連合」を開催
気候変動対策をテーマに模擬討論
駐日欧州連合(EU)代表部(東京都港区)は26日、EU理事会での気候変動に関する討論を大学生が模擬体験するイベント「模擬欧州連合(MEU)」を、奈良市北魚屋東町の奈良女子大学で開く。日本での開催は昨年の東京に続いて2回目で、一般公開とライブ配信される。
MEUはEUの主要な教育事業の一つで、大学生にEUの制度運営について実践的に理解してもらおうと、世界各国で開かれている。
今回は関西や東京、秋田の大学生47人が参加。それぞれEU加盟27カ国と欧州委員会の代表者役を務め、気候変動対策をテーマに模擬討論する。
参加学生は6月から準備を進め、気候変動に関するEU加盟各国の立場を学んできた。本番では複数の国の視点や優先事項を考慮しながら意思決定することの複雑さを体験する。
開催時間は午前10時半~午後5時半。時間中は入退室自由。日本語と英語を使用(同時通訳あり)。観覧無料。観覧は申し込みフォーム(https://euin.jp/joinMEU2024)から申し込む。ライブ配信(https://euin.jp/MEU2024livestream)するほか、奈良女子大学本部棟の「奈良カレッジズ交流テラス」でも視聴できる。
問い合わせは「クレアブ」社、メール[email protected]