【動画あり】満開の桜 藤原道長ゆかり「初瀬詣で」奈良県桜井市の長谷寺
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「花の御寺」として親しまれている長谷寺(奈良県桜井市初瀬)で5日、境内の桜が満開を迎えた。
同寺は桜井市の初瀬山の中腹に建ち、満開の桜の中に伽藍(がらん)が並ぶ様子は淡いピンクの雲に堂塔が浮かんでいるよう。
平安時代には観音霊場として貴族の信仰を集め、長谷寺に詣でることを「初瀬詣で」と呼び、1024年には藤原道長が参詣。また「初瀬詣で」の様子は紫式部の「源氏物語」の中にも描かれており、彼女自身も何度か同寺を訪れたと伝えられている。
NHK大河ドラマ「光る君へ」の2人に想いを馳せながら、満開の桜の下を散策してみては。