奈良歯科衛生士専門学校で卒業式 36人が歯科医院などに巣立つ
目に涙を浮かべ抱負
奈良歯科衛生士専門学校(細山勝道校長)の第57回卒業式が7日、奈良市二条町2丁目の同校で開かれた。専門的な技量を身に付けた卒業生36人が歯科衛生士として県内の歯科医院などに巣立った。
細山校長は卒業生一人一人に卒業証書を手渡し、「本校での努力と成果をたたえる。学び続ける姿勢を持って最善の治療を提供してもらいたい」と激励の言葉を贈った。
続いて、県歯科医師会会長も務める同校の末瀬一彦理事長が「何事にも挑戦してもらいたい。それぞれの職場で精一杯頑張り、大輪の花を咲かせてほしい」と式辞を述べた。
卒業生代表の丸目詞未さんは「未熟な私たちを受け入れ応援していただき、感謝申し上げる。学校で学んだ経験を今後に生かしたい」と、目に涙を浮かべながら抱負を述べた。