琴ノ若が大関昇進 - 横綱目指し 感謝して精進【ふりがな付きニュース】
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大相撲で26歳の関脇琴ノ若が大関に昇進することが決まりました。1月の初場所で13勝2敗の好成績を挙げ、昇進の目安とされる直前3場所の勝ち星が合計33勝に達していました。「大関の名にはじぬよう、感謝の気持ちを持って相撲道に精進してまいります」と気持ちを語りました。
2007年に66歳で亡くなったおじいさんが元横綱の琴桜。お父さんが師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)という相撲一家で、幼いころから相撲に打ち込みました。189センチ、177キロとめぐまれた体で安定感のある相撲が魅力です。
おじいさんとは大関になったらしこ名を琴桜にする約束をかわしていたといいます。3月の春場所ではお父さんから受けついだ琴ノ若で臨みますが、5月の夏場所から琴桜として土俵に上がる予定です。「もう一つ上を目指していかないと」と横綱を目指します。
1月の初場所で王鵬(左)を押す琴ノ若=両国国技館
大関に昇進にしてガッツポーズする琴ノ若=1月31日、千葉県松戸市