失われた平楽寺、続いた信仰の心 「地域の営み、子孫に」法会4回を映像記録

かつて奈良県安堵町東安堵に存在した平楽寺。明治の廃寺後も地域住民らが地蔵堂として祭り信仰を守ってきたが、2021年、建物は取り壊され、法会の営みも終わりを告げた。町歴史民俗資料館で開催中の企画展「平楽寺―什物(じゅうもつ)と地域の営み」(31日まで)でその歴史を紹介しているが、廃寺後約150年続いた信仰を守ってきた住民の一人、胡内正之さん(87)に改めて経緯と思いを聞いた。
かつて奈良県安堵町東安堵に存在した平楽寺。明治の廃寺後も地域住民らが地蔵堂として祭り信仰を守ってきたが、2021年、建物は取り壊され、法会の営みも終わりを告げた。町歴史民俗資料館で開催中の企画展「平楽寺―什物(じゅうもつ)と地域の営み」(31日まで)でその歴史を紹介しているが、廃寺後約150年続いた信仰を守ってきた住民の一人、胡内正之さん(87)に改めて経緯と思いを聞いた。