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弘法大師の高徳しのぶ - 大安寺で「正御影供」

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弘法大師の絵像(右)をまつり、厳かに営まれた「正御影供」=21日、奈良市大安寺2の大安寺

 奈良市大安寺2丁目の大安寺(河野良文貫主)で21日、寺に縁が深い弘法大師・空海の高徳をしのぶ「正御影供(しょうみえく)」大護摩法要が営まれた。

 

 高野山を開創し、真言宗を開いた空海が仏教の道に入った始まりの地が大安寺といわれ、毎年命日にあたるこの日、執り行っている。

 

 法要は河野貫主を導師に、弘法大師の絵像をまつる本堂で厳かに開かれた。高野山真言宗総本山・金剛峯寺の長谷部真道座主も参列した。

 

 得度の時、剃り落とした髪(遺髪)も1日限定で公開されたほか、柴戸(さいと)大護摩祈願と心身を清める火渡りが行われた。

 

 河野貫主は「空海は実在の人だが、信仰の対象として仏そのものになられたと考えられている。多大な功績に対し、感謝の気持ちを伝えた」と話した。

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