家族葬のファミーユ3月10日奈良にオープン 高まるニーズに対応
1日1組貸切の家族葬専用ホール「家族葬のファミーユ 奈良新大宮ホール」が10日、奈良市法華寺町にオープンする。9日まで特別内覧会を開催している。
きずなホールディングス(東京都港区)グループの葬祭事業会社「花駒」(京都府相楽郡)が運営。県内では、2021年6月にオープンした「奈良押熊ホール」(奈良市押熊町)に続き2店舗目となり、高まる家族葬のニーズに対応する。
奈良新大宮ホール(鉄骨造り平屋建て、敷地面積約910平方メートル)は、近鉄奈良線の新大宮駅から徒歩約5分で、国道24号線沿いに位置。式場(25席)と遺族控室がワンフロアとなっており、大切な人との最後の時間をゆっくり過ごすことができるという。
遺族控室にあるキッチンでは調理もでき、作った料理を祭壇に供えられる。ダイニングやリビングスペース、浴室のほか、仮眠もできる和室がある。駐車場は12台。五つのプランを用意している。
花駒の担当者は「大切な人との最期の家族旅行のような時間を過ごしていただければ」と話している。問い合わせは同社、フリーダイヤル(0120)564949。