幻想 歴史の里 あすから明日香で「飛鳥光の回廊」

9月23日、24日の両日、奈良県明日香村内各所で行われる「飛鳥光の回廊2022」(村観光交流活性化事業実行委員会主催)を前に、同村岡の岡寺境内で報道関係者らを招いた内覧会が行われた。
光の回廊は、石舞台古墳、岡寺、飛鳥寺、川原寺、橘寺の五つのエリアで、LEDやロウソクの明かりに照らされるライトアップをはじめ、さまざまなイベントが行われる。
20日夕、岡寺境内で行われた内覧会では、三重塔を背景にライトアップした和傘が並ぶ定番のポイントのほか、アクリル板の反射を利用して和傘を見る「和傘シンメトリー」や、重要文化財の書院では、障子に映像を浮かび上がらせた「移ろいの窓」など今年初登場のものも。
いずれも暗闇を照らす明かりが幻想的な和の空間を浮かび上がらせた。