大和古寺お参り日記【9】 - 称念寺(上)
江戸時代の町並みが残る橿原市今井町。国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されたその町並みは、「今井御坊」と呼ばれた称念寺を中心に形成された。寺に近づくと、修理の終わった立派な外塀が目を引く。
門をくぐり、本堂を正面から拝観する。屋根の広さと頂上部である大棟の高さに驚いた。瓦の波が美しい屋根は傾斜が大きく荘厳さを感じさせる。浄土真宗本願寺派に属する同寺は、今井兵部卿豊寿(ひょうぶのきょうとよひさ)が室町時代末に本願寺の道場を建てたのが始まりとされる。
この記事の残り文字数:937文字
(写真5枚 あり)
この記事は歴史文化ジャンルの有料記事です。
続きをご覧になりたい方は
ログインまたはご利用手続きをお願いします。
地元奈良を知るには
やっぱり奈良新聞デジタル!
奈良新聞デジタルの有料プランに入ると
- 月額550円から有料記事が読める
- 広告なしで快適に閲覧(一部バナーを除く)
- 国内・国際ニュースが読み放題
- 上位プランで紙面宅配や紙面ビューア利用可