歴史文化
奈良・飛鳥宮跡で最大規模の建物跡 東西35.4メートルと確定 「内裏正殿」と共通点も - 奈良県立橿原考古学研究所

奈良県立橿原考古学研究所(橿考研)は27日、明日香村岡の飛鳥宮跡(国史跡)で、天武天皇(在位673~686年)らが政治を行った飛鳥浄御原宮(きよみはらのみや)の外郭部分から、同宮跡で最大規模となる掘っ立て柱建物跡が見つかったと発表した。過去の調査で想定していた大型建物跡の規模や構造が確定。中枢部の「内郭」北側における宮殿の構造を解明する重要な成果になるという。