社会

陶製プレートが示す時世 にじむ戦争の影 - 語り継ぐ平和への願い(1)

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第2回全日本帆走飛行競技大会の記念に製作された陶製プレートの完形品(奈良文化財研究所提供、日本航空協会所蔵)

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 日本が軍国主義に傾斜していった昭和の戦前期。戦争の影が暮らしを覆ったが、その実相を知る機会は減り続けている。そんな中で、当時を物語る「物」や人々の記憶から、歴史をつなごうと取り組む人たちがいる。戦後77年、世界はロシアのウクライナ侵攻で戦争の悲惨さに改めて目を開かされた。悲劇を繰り返さないためにも、戦争や戦時下の暮らしを語り継ぐ意義はさらに高まっている。

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