「森は元に戻らない」平群メガソーラー反対の住民団体が活動報告会

平群町櫟原の山林で民間事業者が計画する大規模太陽光発電施設の建設に反対する住民団体「平群のメガソーラーを考える会」は28日、同町吉新の町総合文化センターで講演と活動報告会を開き、町内外から約180人が参加した。
講演で、環境NGO広島フィールドミュージアム代表の生物学者、金井塚務さんは、大規模再生エネルギー発電計画の問題点について提起。江戸時代に5代将軍徳川綱吉の側用人で川越城主だった柳沢吉保が武蔵野の原野に木を植え、江戸の生活を支えたことを紹介し「森には生産力があり、一度壊すと元に戻らない」と森林保護の重要性を強調。