先日、30年近いお付き合いのグループで…
先日、30年近いお付き合いのグループで滋賀県内を旅した。雪残る比良山系の山を眺めながら、琵琶湖の西側の湖西道路・国道161号を近江今津まで北上した。
2日目には、初めて琵琶湖大橋(有料)を渡った。守山市へ向かって橋を走行中「琵琶湖就航の歌」が聞こえてくる仕掛け(メロディーロード)には驚いたが、新鮮だった。
草津の琵琶湖博物館は、水槽の中での湖魚・川魚の展示がたくさんあり、釣り好きには楽しかった。家族連れが多く、生きた魚の泳ぐ姿を見る子どもたちの目は輝いていた。
タナゴを見ながら、1970年代の「ぼてじゃこ物語」というテレビドラマを思い出した。三田佳子さん主演で、汽車の中で知り合ったなぞの老女(ミヤコ蝶々さん)に商売の仕方を教えられるという、花登筐原作の定番の“根性もの”だった。
幼な子が熱を出した時、氷水で冷やそうとする三田さんを蝶々さんが、厳しく制止する場面があった。「少し熱が出たぐらいで氷水を使うな。本当に生死に関わる時に効かなくなる」と。
昔のドラマから教えられたことは多かった…。 (恵)