まだ2月半ばだが寒さが緩み始め春本番も…
まだ2月半ばだが寒さが緩み始め春本番も間近。暖かな日和に地球温暖化を気遣いつつ、改めてエコな自転車利用に取り組もうかと考えている。
昨年の県民アンケート結果によると、自転車を週に1日以上利用すると回答した人の割合は19.3%で、最も高かったのは20代の29.7%。
もちろん、この数字には日常的な利用のほかスポーツやレジャー目的も含まれており、運動を実施している人のうちサイクリング愛好家はランニングとほぼ同数の6.9%だった。
他府県の状況はどうなのだろう。まずは気軽に街乗りから。自転車を用意する必要があるが、実用性も考えて選べば負担感も抑えられそう。
そして慣れれば遠出も。県内には京奈和自転車道や世界遺産周遊ルートなどのコース設定があり楽しめる。ただ専用道は限られており安全走行のため保険加入とヘルメットは必須。
県は観光振興でも自転車に注目し、サイクリストに優しい施設の認定など環境整備を進めている。情報は案内サイト「ジテンシャでなら」が便利。自転車で駆け抜ける大和路。いよいよ春が待ち遠しい。(松)