鉄道の魅力をたっぷり紹介 パネルなど60点 4月1日から奈良市で藤井さん写真展

元奈良新聞社写真記者で、本紙に「ぶらりと鉄道写真旅」(毎月第3日曜掲載)連載中の藤井博信さん(日本鉄道写真作家協会理事、日本写真家協会会員)による鉄道写真展「ぶらりと鉄道写真旅」が、4月1日から20日まで奈良市大安寺西1丁目の県立図書情報館で開かれる。入場無料。
本紙連載「ぶらりと…」は、街の日常の中の鉄道を、藤井さんがぶらりと訪れて撮影している。なにげない風景に溶け込んだ鉄道写真だ。今展では掲載された作品と撮りためた今後掲載予定の新作、さらに約20年続いた本紙連載「万葉車窓」から選りすぐりの作品約60点を、写真パネルや高さ2メートル幅1メートルの垂れ幕で紹介する。また、なら歴史芸術文化村(天理市)でも同日から展覧会を開催する。
藤井さんは「今回、2カ所で同時開催となり、自分としては今までやったことのない枚数の写真展。鉄道の魅力をたっぷりと伝えたい」と話している。
午前9時から午後8時開場。月曜休館。4月5日同館交流ホールで午後2時から、藤井さんの解説で鉄道写真旅スライドショーを開催。参加無料。同館ホームページフォームか来館、または返信受け取り可能なファクスからファクス番号0742(34)2777で、申し込み受付中。問い合わせは同館、電話0742(34)2111。