予算案を否決 - 奈良市議会 予算決算委員会

原案、自民や維新の修正案、共産組み換え動議 全て過半数届かず
奈良市議会の3月定例会は25日、予算決算委員会を開き、新年度一般会計当初予算案を否決した。「自民党」と「日本維新の会」がそれぞれ修正案を、「共産党」も組み替え動議を提出したが、いずれも過半数に届かなかった。仲川元庸市長は終了後、取材に応じ「どうしたらいいのか、明日にでも森岡(弘之)議長と相談する。情報もなく状況も掴めていない。(27日の)会期末まで時間がなく、今は方策は示せない」と困惑気味。最終日の採決に向け、議会内では自民などを中心に修正案可決に向け多数派工作が激しくなりそうだ。