奈良県K―POPコンサート、2900万円で実施 県議会が新年度予算「原案」を可決

知事「予定通りにイベントを開催できることとなり良かった」
奈良県議会(中野雅史議長、40人)の2月定例会は25日、本会議を再開し、新年度一般会計当初予算案など89議案を原案通り可決し、閉会した。同予算案を巡っては、18日の予算審査特別委員会で、最大会派「自由民主党・無所属の会」の委員がK―POPコンサートを含む韓国・忠清南道との交流事業費について「一から考え直すべきだ」などとして反対し、賛成少数で否決。しかし、本会議では同会派に所属する22人のうち9人が賛成に回り、賛成多数で可決した。山下真知事は「予定通りにイベントを開催できることとなり良かった」と話した。