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多彩なイチゴ料理に舌鼓 奈良県広陵町の飲食店で催し 3月31日まで

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イチゴビネガーのタルタルソースがかかった大エビフライランチとイチゴのデザート=広陵町馬見北のカフェ・ド からん

 奈良県広陵町内の各飲食店で町産イチゴの「古都華」や「あすかルビー」などを使ったメニューを味わえる「ストロベリータウン広陵2025」(広陵町産業総合振興機構なりわい主催)が開かれている。31日まで。

 

 今年で5回目。年々盛り上がりをみせ、町内のイチゴ農家と20の飲食店、直売所5カ所が参加。各店で多彩なメニューが楽しめ、イチゴが購入できる。スタンプラリーもあり、3店舗の来店で「古都華」や、町内参加飲食店で使える食事券が当たる企画に応募できる。

 

 参加店の同町馬見北の「カフェ・ド からん」の松浦優子代表は「イチゴはもちろん、食材にもこだわった、期間限定の大エビフライランチと手まり寿司ランチをご用意。イチゴを通じてまちがさらに盛り上がればうれしい」と話す。野菜ソムリエの松浦さんが自ら腕をふるう料理には「イチゴビネガー」のソースを使うなどこだわりも。また、チョコレートスペシャリストでもある松浦さん特製のガトーショコラやイチゴのパンケーキなど、多彩なスイーツと豆にこだわったコーヒーも楽しめる。 

 

 同町は農業塾で新規就農者を支援。イチゴ栽培にも力を入れ、若い生産者も増えている。問い合わせは町産業総合振興機構なりわい、電話0745(51)0567。

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