政治
歩道橋架け替え工事費を巡り奈良県と香芝市が対立 地方財政法の解釈で平行線 山下知事、訴訟の考えも

国道168号の道路拡幅工事に合わせた奈良県香芝市上中の旭ケ丘小学校通学路歩道橋架け替え工事の費用負担を巡り、県と香芝市が対立していることが、4日に再開した県議会2月定例会の一般質問で明らかになった。県は基本協定書に基づき市に支払いを要請しているが、市は地方財政法に抵触する可能性があるとして県に費用負担を求めている。この日、県議会での答弁で山下真知事は「応じていただけない場合は第三者の判断による解決を図る」として市を相手に訴訟を起こす考えを示した。