般若寺でスイセン開花 冬の境内を白く彩る - 奈良市

花の寺として知られる奈良市般若寺町の般若寺で、冬の境内を白く彩るスイセンの花が咲いている。
スイセンはヒガンバナ科スイセン属の多年草。同寺では、一重の花が咲くニホンスイセンと、花弁が八重で香りが強いことが特徴のチャフルネスの2種類、計約3万本が植えられている。
同寺によると、今冬は昨年夏の猛暑や残暑の影響で、開花が3週間から1カ月ほど遅め。花の数はやや少なめだが、花の形は良いという。本堂周辺の三十三所観音石像の周辺に多く植えられている。
同寺は「今月末から2月上旬が見頃になりそう」としている。