奈良市新ごみ処理施設策定委、後任依頼文書で波紋 「七条地区」除外せず、抗議し辞任の大西氏に皮肉
市長「責務『誠実に履行』を」
奈良市の新ごみ処理施設の建設候補地を選定する「市クリーンセンター建設計画策定委員会」(12人)の欠員問題が波紋を呼んでいる。策定委は昨年12月20日、市議会が反対する「七条地区」を、候補地選定対象から「除外しない」と決定。これに「議会推薦」の策定委員(3人)の1人、大西淳文・日本維新の会市議団幹事長が抗議し退席。仲川元庸市長に委員辞任を届け出ていた。仲川市長は今月9日、市議会に後任の委員の推薦を依頼したが、文面に「責務を誠実に履行できる議員を」と今回の降板劇を当てこすった表現があり、議会内に異論が出ていた。森岡弘之議長は10日の幹事長会で、市に文書を差し戻す判断を下した。
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