奈良市議会が初のハラスメント調査 12月26日から 職員と議員対象に

奈良市の職員アンケートにもハラスメント項目
奈良市議会(森岡弘之議長)はあす26日の議会運営委員会(山本憲宥委員長)での決定を経て、今回初めて議会におけるハラスメントに関するアンケート調査(無記名)を同日から行う。再任用職員を含む市職員約2730人と市議会議員(定員39、欠員2)が対象。来年1月16日までの22日間、オンラインアンケート方式で実施する。一方、市議会に先んじて市が現在実施している本年度の「職員アンケート」にも今回、ハラスメントに関する項目が盛り込まれた。労働施策総合推進法改正(パワハラ防止対策義務化)などを受け、条例化を急ぐ自治体の動きもある。条例未整備の奈良市が、今回のアンケート結果をどう生かすのか、注目される。