K―POPイベント開催2億5630万円、奈良県議会で予算可決
SNSでも賛否両論
奈良県議会(中野雅史議長、41人)の12月定例会は16日再開し、来年10月に奈良市の奈良公園での開催を計画している県と韓国・忠清南道の友好提携15周年を記念した文化交流イベント開催にかかる予算約2億5630万円(債務負担行為分を含む)を賛成多数で可決した。同予算案を巡っては最大会派、自由民主党・無所属の会(22人)の議員の一部から費用対効果の面などから反対意見が上がっていた。交流サイト(SNS)上でも賛否を巡って議論が沸き起こり、同予算案に賛成した議員も超党派で、山下真知事に経費縮減などを求める申し入れ書を提出するなど異例の事態となった。
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