体育館空調は調査費2000万円に縮減

　奈良市議会補正予算等特別委員会で本年度一般会計補正予算案に反対した自民党、公明党、日本維新の会と新世の会の一部がまとめた補正予算修正案の概要が14日までに、関係者らへの取材で分かった。市立佐保小学校の校舎建て替え建設事業(24～28年度の債務負担行為)の限度額について、市が示した60億7250万円を修正。現行の51億1450万円に据え置く。また、市内全小中学校の屋内運動場(体育館)の空調設備整備(エアコン設置)は、施設の実状に応じた対応を図るとして、設計費に当たる施設整備事業費(1億8600万円)を調査費約2000万円に縮減する。