【衆院選2024】石破首相が奈良県入りし支援呼びかけ 「奈良の素晴らしさ、全国に」

石破茂首相(自民党総裁)が21日、衆院選の遊説で奈良県入りし、奈良市三条本町のJR奈良駅西口ロータリーで街頭演説を行った。奈良1区の党候補者らへの支援を呼びかけ、約700人(陣営発表)が聞き入った。
選挙カーの上に立った石破首相は冒頭、19日に同党本部前で火炎瓶が投げつけられたことに言及し、「物騒なことがあり、(みなさんと距離が)離れたところからすいません」と厳重な警備体制を謝罪。
「週末に新聞社などが実施した世論調査によると非常に厳しい情勢だ」と危機感を示し、「申し訳ないことがたくさんあり、自民党しっかりしろ、ということだと思う。真摯(しんし)に謙虚に受け止めている」と、派閥裏金問題を踏まえて深い反省と新たな気持ちで進むことを改めて誓った。
さらに「これまでのコストカット型経済ではなく、下請けや孫請けのみなさんに負担のかからない経済にしたい」と訴えた。
また、小学校の修学旅行で鳥取からバスで奈良へ訪れたことを懐かしみ、「奈良公園でシカにせんべいを与え、楽しい時間を過ごした」などと思い出を披露。一方で、奈良は1人当たりの観光客の滞在時間が短いことなどを指摘し、「もっと泊まってもらい、奈良の素晴らしさを全国に伝えたい」とし、経済面も含め活性化させたいことを強調した。
演説終了後、聴衆に歩みより、握手をするなどして支援を求めた。