議員定数2減の18に 議会運営委で可決、本会議も可決見通し - 奈良県大和郡山市議会
奈良県大和郡山市議会の議会運営委員会は10日、議員定数を現行の20から18にする2減案を賛成多数で可決した。19日の本会議で改めて審議、採決され、可決される見通し。
議案を提出した林浩史市議=無所属=は「人口に対する議員比率を考え、2人削減することで県内12市の平均となる」と提案理由を説明。「議会業務のデジタル化が進む中、自治体の財政負担の軽減にもなり議会改革にも寄与できる」と主張した。
「市民の付託を受けた議員の削減は民意が反映されなくなる恐れがある」など継続審議を求める意見も出たが、賛成多数で可決された。同議会事務局によると、議員一人あたりの年間経費は約1130万円で、2人削減で年間約2300万円の経費圧縮になるという。