ライフスタイルに合わせて学ぶ　「学び直し」を支援　奈良県立大和中央高校（定時制）（大和郡山市） - 高校体験入学　オープンスクール情報（10月26日・1月18日開催）

奈良県立大和中央高校（定時制）（大和郡山市）

「学びたいとき」「学ぶ必要ができたとき」に学び未来を切り開く

　2008（平成20）年に奈良県初の定時制課程（三部制）と通信制課程をあわせもつ高校として誕生。「学びたいときに学べる学校」・「学ぶ必要ができたときに学べる学校」として、また、「多様なニーズやライフスタイルに対応できる学校」として設立された。生徒の学習ニーズやライフスタイルなどに応じた学習機会の提供、生徒の「個別最適な学び」や「学び直し」などに対する支援を実施している。「自律・敬愛・進取」の校訓のもと、自主自立の精神や情操豊かな心、未来を切り開いていけるたくましさを育てる。

　定時制課程ではライフスタイルに応じて学習するために三部制を設けており、Ⅰ部（午前の部）・Ⅱ部（昼間の部）・Ⅲ部（夜間の部）があり、前期・後期の2学期制。※2023（令和５）年度入試からⅢ部の募集は停止している。

　単位制のため学年・進級という概念がない。3年以上在籍して単位を修得し、卒業認定の条件を満たせば卒業できる(在籍年数には上限あり)。所属部の授業だけでは卒業までに原則４年間を要するが、他の部の授業を受けることにより、３年間で卒業することも可能。入学1年目は基本的に共通履修、Ⅰ部とⅡ部は2年目以降は自分で時間割を作成する。

　教育課程は単位制の特徴を生かし、生徒が自らに適した教科・科目を積極的に選択できるように編成されており、学力の充実や社会的・職業的自立の基盤となる資質・能力の習得を目指した学校設定科目を設定する。共通科目に加えて、商業科・家庭科など生徒の資格・検定等の取得につながる専門科目も開講している。BYOD端末を活用した教育活動にも積極的である。

　定期的なスクリーニングによるきめ細かい生徒理解に努め、SC（スクールカウンセラー）・SSW（スクールソーシャルワーカー）や関係機関と連携して支援を行っている。また、卒業生は４年制大学・短期大学・専門学校への進学や県内外での就職など、多方面で活躍している。

　部活動に加入する生徒も多い。部活動については運動部門ではバドミントン・バレーボール・硬式テニス・バスケットボール・サッカー・卓球・射撃、文化部門では茶華道・軽音楽・漫画研究・ダンス・コンピュータなどがあり、活動を楽しんでいる。

　今年度のオープンスクール（中学生の体験入学）は

①10月26日（申し込み期間は10月1日～18日）

②1月18日（申し込み期間は12月16日～1月10日）

を予定している。