帝塚山高校（奈良市学園南）

「男女併学」制を導入　大学現役合格を目指すコース設定

　1941（昭和16）年、男子の旧制中学として設置され、1948（昭和23）年に新制高校（共学）となった。共学と別学の良さを取り入れた「男女併学」制を導入しており、クラスと授業の大半は男女別、学校行事・生徒会活動・部活動などは男女合同で取り組んでいる。知識のみに偏らず、「知の力」「情の力」「意志の力」「躯幹（身体）の力」をバランスよく鍛え、高い知性と豊かな情操を備えた次代をリードするたくましい人間を育成。総合的な人間力を高める、伝統の「力の教育」と称している。

　将来の進路目標に応じて、「男子英数コース」「女子英数コース」「女子特進コース」を置く。大学入試突破のための基礎的な学力・知識に加え、知識を論理的に表現し、多様な価値観を持つ世界の人々と対話・議論ができるグローバルリーダーを目指す。

「男子英数コース」「女子英数コース」

　東大・京大・阪大・神大・国公立大医学科など難関国公立大への現役合格をめざした独自のカリキュラムを編成。2年次までに中学・高校の内容を履修し、3年次は受験対策に専念する。授業時間は最大限（週36〜38時間）に確保されており、学習に集中しやすい環境が用意されている。効率的な到達度別授業編成を採用しているほか、個別指導もあり学力を最大限に伸ばすことができる。さらに知育だけに偏らず、強い身体と精神力を備え、相手を思いやる心を持った人材を育成。勉強とクラブ活動の両立、多彩な学校行事により、次代のリーダーに必要な資質を養う。

「女子特進コース」

　神大・大阪公立大などの国公立大や関関同立などの難関私立大まで、多様な進路に対応しているコース。現役合格を目指し、英数コースに準じた英語・数学重視のカリキュラムを編成する。長期休暇中の大学受験セミナーも充実しており、目標に合わせた学力を身につけることができる。進路指導も一人ひとりの夢や目標を実現するために丁寧に行われている。入試対策に力を入れるだけでなく、大学施設の見学や研究室を訪問して講義や実験を体験するなど、進路意識を高める機会も多く設けられている。同時に勉強とクラブ活動の両立、学校行事への参加にも積極的である。

　学校行事では、60年以上の伝統のあるコーラスコンクール・１年次の林間学舎・英語スピーチコンテスト・国語科主催の弁論大会などが開催される。

　部活動も熱心に活動している。特にギターマンドリン部は国際的に評価されており、高校音楽祭で大賞や金賞を多く受賞。放送部はNHK杯全国コンテストの常連である。理科部ロボット班はWRO国際大会に何度も出場している。ダンス部や数学研究部の活躍も目ざましい。

今年度の入試説明会は

①10月27日（申し込み期間は9月27日～）

②2月1日（申し込み期間は11月1日～）

※①②ともに定員：300名（1家庭2名まで）です。ご注意ください。

［帝塚山高校］

奈良市学園南3丁目1番3号

TEL :0742-41-4685

近鉄奈良線 学園前駅から徒歩すぐ

https://www.tezukayama-h.ed.jp/