「国際教養」身に付け世界を目指す 奈良県立国際高校(奈良市二名町) - 高校体験入学 オープンスクール情報(8月24日開催)

奈良県立国際高校(奈良市二名町)
言語への理解を深めながら地球規模の探究活動
「世界とつながる高校」をキャッチフレーズとして、これからのグローバル社会で活躍できる人材を育てる、全日制・国際科高校。2020年(令和2)年に開校し、2021(令和3)年度に文部科学省のWWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業カリキュラム開発拠点校に指定される。2023(同5)年には併設型中高一貫校として国際中学校も開校した。国際バカロレアミドルイヤーズプログラムの候補校として認定されている。在学中の留学や海外大学への進学を積極的に支援するだけでなく、毎年6人の留学生を受け入れることにより校内においても異文化交流が可能である。
3年間を通じて文系・理系科目をバランスよく学習するほか、「英語だけじゃない真の国際人を目指して」をモットーに、普通科の学びに加えて特色あるカリキュラムを提供している。
専門教科「英語」では、1年次から英語圏の生徒と同じ教科書で学び、ネイティブ教員の授業を受けることができる。3年間でCEFRB1(英検準1級)レベルの力を付けることを目指している。2年次以降も「ディベートディスカッション」、「エッセイライティング」や、海外大学進学を目指す生徒のためのEAP(English for academic purposes)などが設定されている。
学校認定教科「国際教養」では、「世界の言語」と「グローバル探究」という特徴的な科目を設置。
「世界の言語」では、1年次に中国語・韓国語・フランス語・ドイツ語・スペイン語に触れ、2年次からはそのうちの一つを選択して学習を深める。
「グローバル探究」は各教科や教科外の教育活動とも連携しながら、地球規模の課題について3年間を通して探究活動を行う。アジアでのスタディーツアーや、国連世界観光機関(UNWTO)駐日事務所との共催による高校生国際会議の開催などを経験して、「真の国際人」に必要な資質・能力を育成する。
ほかにも、国際教養大によるイングリッシュビレッジや姉妹校とのオンライン交流、ネイティブ教員によるイングリッシュイマージョンなど、国際色あふれる行事を実施している。
部活動でも多様な活動を行っている。弓道部・書道部など日本の伝統文化を学ぶ部や、世界のダンス部・GCC部(グローバルシチズンクラブ)など世界の文化や諸課題について学ぶ部などがある。
今年度のオープンスクールは8月24日(申し込み締切は8月16日)を予定している。
[奈良県立国際高校]
奈良市二名町1944番地12
TEL 0742-46-0017
奈良交通バス 「県立国際高校」下車すぐ
または「中登美ヶ丘4丁目」下車 徒歩約5分
近鉄けいはんな線 学研登美ヶ丘駅から徒歩約15分
https://www.e-net.nara.jp/hs/kokusai/