教育

普通科に加え時代の要請に応じた「情報」「子ども・福祉」の専門家育成 奈良県立宇陀高校(宇陀市) - 高校体験入学 オープンスクール情報(8月24日・11月30日開催)

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校舎(奈良県立宇陀高校提供)

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奈良県立宇陀高校(宇陀市榛原・大宇陀)

新たに「情報科学科」を設置 進路選択がより幅広く

 大宇陀高校と榛原昇陽高校の、ともに100年に及ぶ伝統とその教育環境を継承し、時代の要請に応じた多様な学びを実現する新たな学校として、2022(令和4)年4月に開校。榛原学舎と大宇陀学舎、2つの学舎を活用している。

 

 さまざまな進路実現を可能にする「普通科」、保育・幼児教育と介護福祉の人材を育成する「こども・福祉科」に加えて、Society5.0時代に活躍するスペシャリストを育成する「情報科学科」を新たに設置した。また高校卒業者を対象として、2年間で介護福祉士を養成する「専攻科介護福祉科」も併設している。「専攻科介護福祉科」では公立高校専攻科としては全国初の取り組みで、海外からの留学生も招き入れている。

 

「普通科」

 ICTの活用やグループワークなどにより学びを深め、キャリア教育の充実を図る。生徒の多様な学習ニーズに対応した科目選択や、大学との連携による出前授業や講演会なども実施している。文系大学などへの進学を目指す。

 

「こども・福祉科」

 高度な専門知識・技能を習得し、幅広い進路選択に対応。1年次で進路について考え、2年次からは保育・幼児教育系列、介護福祉系列、総合福祉・看護医療系列に分かれて学ぶ。実践的な体験学習を柱に、地域の教育と福祉を担う人材を育成する。

 

「情報科学科」

 プログラミングを楽しみながら学び、実社会の問題を発見・解決する力量をつける。就職・進学に有利な国家資格である「ITパスポート」や全商の情報処理検定の資格を取得しながら理系大学などへの進学を目指す。2024(令和6)年4月、文部科学省事業・高等学校DX加速化推進事業「DXハイスクール」に採択された。

 

 学校行事も豊富で、文化祭や体育大会に加え、カルタ大会や読書会などを開催する。特に文化図書行事に力を入れており、「子どもの読書活動優秀実践校」として2022(令和4)年度文部科学大臣賞を受賞した。

 

 部活動でも熱心に活動しており、2022(令和4)年度、自転車競技部が全国優勝を成し遂げ、ウエイトリフティング部が近畿大会で優勝、陸上競技部も7年連続で近畿大会に出場している。写真部は全国高等学校総合文化祭に参加、奈良大和路写真展では一般投票部門で1位となった。地域とのつながりが深く、部活動の特色を生かして毎年さまざまな行事に参加して、地域の方々との交流を深めている。

 

普通科 授業の様子(奈良県立宇陀高校提供)

 

情報科学科 授業の様子(同校提供)

 

今年度のオープンスクールは

①8月24日(申し込み締切は8月16日)

②11月30日(申し込み期間は10月28日~11月22日)

を予定している。 

 

 

 

[奈良県立宇陀高校]

<榛原学舎>

宇陀市榛原下井足210

TEL 0745-82-0525

近鉄大阪線 榛原駅から徒歩約15分

<大宇陀学舎>

宇陀市大宇陀迫間63-2 
TEL 0745-83-1053

奈良交通バス「大宇陀迫間」下車、徒歩約5分

https://www.e-net.nara.jp/hs/uda/

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