奈良市新ごみ処理施設 奈良市議会が監査請求へ 4会派が6月市議会に提案、可決の見通し

「市の行為、職権乱用」
奈良市が「七条地区」で進めようとしている新ごみ処理施設(クリーンセンター)建設に係る事業について、公害調停を遵守しておらず独善的で、これを前提に策定した「施設整備基本計画(案)」をパブリックコメントに付したのは市民に誤った情報を流布し不誠実などとして、同市議会の自民、公明、日本維新の会と新世の会の4会派が合同で、一連の行政事務の正当性について監査請求する議案を来月5日開会の6月定例会に議会提案することが29日、分かった。共産党も賛成を決め、提出されれば可決の見通し。