政治
奈良市議会が修正予算案を可決 新ごみ処理施設関連3億3000万円減額

奈良市議会の3月定例会は26日、本会議を再開し、同市七条地区での新ごみ処理施設(クリーンセンター)建設に向けた調査費用などを含む総額3億3千万円余りを減額した新年度予算案の修正案を、議案提出した「自民」「公明」「日本維新の会」「新世の会」に加え「共産」も賛成に回り、賛成31反対5で可決した。仲川元庸市長は閉会あいさつで「議会から頂戴した意見を真摯(しんし)に受け止め尊重する」としたものの、議会終了後の囲み取材では、七条地区について「理想的な候補地という市の考えを棚上げしたわけでない」と地元説明など継続する考えを示した。