【動画あり】春を呼ぶ曽爾高原の山焼き
ススキの大草原で知られる曽爾高原の山焼きが3月11日、「曽爾高原を守る会」のメンバー、芝田曽爾村長やボランティアら約30人が参加して行われた。
曽爾高原は約38ヘクタールで同じく新春の山焼きが有名な若草山とほぼ同じ広さ。山を焼くことで、灰がススキの成長を促すため、毎年2月ごろ行われるが、今年は悪天候のため順延が繰り返され、ようやく、この日の実施となった。
山焼きは延焼を防ぐため山の上部から火を付け、焼け終えたところで麓から火を付けると、炎はうねりのように燃え広がり、約4時間で高原のほぼ全てを焼き尽くした
曽爾高原を守る会の辻貴仁会長は「一大イベントが無事に終わって本当に安堵しています」と語った。