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大安寺旧境内 金堂遺構を初めて確認 平安時代の火災後再建の基壇か

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初めて確認された大安寺金堂の基壇の遺構=奈良市大安寺2(市埋蔵文化財調査センター提供)

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奈良時代の埋甕遺構も見つかる

 

 奈良市大安寺1、2丁目の史跡大安寺旧境内で、奈良時代に国家筆頭寺院だった大安寺の中枢建物、金堂の遺構が初めて確認された。1017(寛仁元)年の火災で再建した際の基壇の一部とみられ、市教育委員会は「平安時代後期の再建の様相を考える上でも重要な発見」としている。

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