登頂回数に応じて記念品プレゼント 御杖で1月20日から「三峰山霧氷まつり」
奈良県御杖村の南東に位置する三峰山(標高1235メートル)の登山客をもてなす「三峰山霧氷まつり」(村観光協会主催)が、20日から麓の「みつえ青少年旅行村」(同村神末)で開かれる。2月18日までの土・日曜と祝日で、いずれも午後0時30分から同4時。
開催日には登頂者に登頂回数を記録できるスタンプカードを発行。回数に応じた記念バッジ、100回到達者には木製の賞状か村特産品が贈られる。みつえ温泉「姫石の湯」の入浴割引券もプレゼントされる。ボランティアのガイドツアー(28日、先着10人)、ゴミを拾いながら登山するクリーンキャンペーンやその参加者への抽選会(2月18日)も企画する。
霧氷は、空気中の水分が木の枝などに凍り付く自然現象。着氷が白い花のように見え、三峰山頂では1〜3月の厳冬期に幻想的な光景が広がる。登山道が整備されていることなどから、例年大勢の家族連れや写真愛好家らが訪れている。
山頂までのコースは健脚向けと初心者向けの2ルートで、往復4〜5時間を想定。昨年の台風で一部が崩落した「新道ルート」は、今年は通行できない。防寒具やアイゼンなどを装備し、登山届の提出が必要。
まつり開催日は奈良交通が近鉄榛原駅〜みつえ青少年旅行村間の臨時直通バスを予約制で運行。行きは同駅午前7時45分発、帰りは旅行村午後4時発で、料金(片道)は大人1600円、子ども800円。
イベント案内、問い合わせは御杖村観光協会、ホームページhttp://mitsue-kanko.jp/、または電話0745(95)2070。