介護の道へ決意胸に 奈良の日本語学校で留学生の入学式
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奈良東病院グループの大和清寿会(鉄村俊夫理事長)が運営する奈良市都祁吐山町の日本語学校「ハヤマ・インターナショナル・ランゲージ・スクール」(小谷勝彦校長)で16日、2023年度入学式が行われ、ミャンマー、タイ、インドネシア、フィリピン、ベトナムから留学生105人が入学した。
同校は20年に旧吐山小学校跡地に開校。学生が介護士、介護福祉士になるために必要な日本語能力の育成を目的としている。
鉄村理事長が「介護福祉は日本発祥の世界発の制度、皆さまの今後の活躍に大いに期待する」とあいさつ。小谷校長は「人を支える人間に成長してほしい、この学びを日本で役立てていただくのはもちろん、自国に持ち帰り、介護のリーダーとして活躍してほしい」と述べた。
新入生を代表しタイからの留学生ゲゥールアーン・アキラさんが入学許可証を授与され、インドネシアからの留学生ダファ・バハルディン・ユスプさんが「新入生一同、しっかりと学んでいくので、温かいご指導をお願いしたい」と宣誓した。