歴史文化
“僧兵”が東大寺境内を練り歩く「蜂起之儀」 - きょう10月14日から良弁僧正1250年御遠忌法要
きょう14日から始まる良弁僧正1250年御遠忌法要を前に、奈良市雑司町の東大寺で13日、法会が無事に執行されることを願って僧兵に扮(ふん)した僧侶らが境内を練り歩く「蜂起之儀」が営まれた。
午後5時ごろ、僧兵姿の僧8人が大湯屋(おおゆや)から列になって出発。境内にある天狗を祭る辛国(からくに)社で法会の無事を祈る儀式を行った。
僧侶らは法螺(ほら)貝を吹き、高下駄の音を響かせながら松明を持った役人を従えて1時間ほどかけて境内の安全をくまなく見回った。