社会

大和高田市議選巡り公選法違反の男2人に猶予刑

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 今年4月に施行された大和高田市議選を巡り、特定の候補者に投票する見返りに有権者に現金を渡したとして、公職選挙法違反の罪に問われた同市の造園業の被告(55)と同市田井新町の会社員の被告(68)の判決で、奈良地裁(木内悠介裁判官)は12日、両被告に対してそれぞれ懲役1年、執行猶予5年(求刑懲役1年)の判決を言い渡した。

 

 木内裁判官は判決理由で「選挙の公正という民主主義の根幹をなす価値を著しく損ねるものであり、買収者も多数で結果は重大」と指摘。一方で、「罪を認めて反省している」と述べた。

 

 起訴状などによると、被告らは今年4月23日に施行された大和高田市議選で、同月17日から同月21日までの間、特定の候補者に投票する見返りとして、有権者29人に一人当たり1万円、計29万円の現金を渡した。

 

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