奈良市新ごみ処理施設「七条地区で」と仲川市長 建設計画策定委は解散か
奈良市の新しいごみ処理施設の建設候補地について協議する「市クリーンセンター建設計画策定委員会」(委員長、渡辺信久大阪工業大学教授)の事前協議が2日夜行われ、仲川元庸市長が「私の責任において七条地区でやる」と、予定通り、大和郡山市との境に近接した同地区で事業を進める考えを明らかにした。協議は非公開で、参加者らによるとその場で策定委の解散についても話し合われたという。公害調停条項により設立され、審議会数60回を超える同委員会が、いきなり打ち切りとなる可能性が浮上してきた。