小学生対象に「ジュニア・コトクリエカレッジ」 - 絶滅危機の植物見学、自然共生へ児童ら意見

子どもたちの興味、関心の幅を広げ、探究心を育てようと「ジュニア・コトクリエカレッジ」(大和ハウスグループみらい価値共創センター、エヌ・アイ・プランニング共催)が25日、奈良市西九条町4丁目の同センターで始まった。
小学4〜6年生を対象に、前期、夏休み、後期に分けて5分野の学びの場を提供する。この日は前期の「経済」(全3回)と「生物・自然」(同)の学習がスタート。2コース合わせて約50人が参加した。
「生物・自然」の初回は「空から蝶」代表で蝶使いの道端慶太郎さんが講師を務めた。道端さんは大学卒業後、自然環境調査に従事していたが、生き物が減っていく現状を目の当たりにし「人と自然の共生」を目的とした会社を起こした。
学習会では同センターの植栽エリアに育つキキョウやフジバカマなど絶滅の危機にある植物を見学。里山の荒廃により生物が減少する中、人と自然が共に暮らすための方法について考え、子どもたちからは「土地が余っているところに植物を植え、生物がすめる環境をつくる」「生き物に害がないかを考えてモノづくりをする」「生き物のすむ場所や食べ物を奪わない」などさまざまな意見が出た。
同センターの熊野和美副センター長は「いろいろなことを好きになってもらう中で、探究心を育ててほしい」と話した。