政治
仲川市長が解決金3000万円支払い 元地権者も 奈良市新斎苑 用地取得訴訟和解
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奈良市の新しい火葬場「市斎苑『旅立ちの杜(もり)』」の用地取得を巡る市の損害賠償請求訴訟で、市と仲川元庸市長と元地権者の3者による和解が先月31日に成立したのを受け、市は20日、仲川市長から和解の解決金3000万円が全額市に支払われたことを明らかにした。市長の解決金は、地裁が示した和解条項によって今月30日までに納付されることになっており、仲川市長は自身の後援会と金融機関からの借り入れ金を合わせ、10日早く弁済を完了させた。また元地権者からも1000万円が既に市に支払われたという。